OutSystems Platformを使用すると、SOAP WebサービスおよびREST APIを簡単に扱えます。開発チームは、コードを記述することなく、それらをシームレスに利用および公開できます。デバッグ、監視、トラブルシューティング機能が組み込まれており、視覚的な統合開発環境(IDE)がメソッドやデータ構造などを生成し、開発者はアプリケーション内でそれらを視覚的に利用できます。
WebサービスおよびAPIの利用
SOAP Webサービスを利用するには、WSDL(Web Services Description Language)ファイルの位置を指定します。OutSystems PlatformのIDEがWSDLを確認し、Webサービスメソッドの呼び出しに必要となるものすべてを生成します。
REST APIを利用するには、サービスエンドポイントのURLおよびJSON形式でのサービスのリクエスト/レスポンスの例を指定する必要があります。ほとんどのサービスではJSON形式のリクエスト/レスポンスの例を提供しているので、それをOutSystems PlatformのIDE内で貼り付けます。OutSystems Platformが、RESTサービスの呼び出しに必要となるものすべてを生成します。
IDEがサービスメソッドおよびデータ構造を生成した後は、サービスの呼び出しはシームレスに行われるようになります。開発者は、システムメソッドも外部サービスが提供するメソッドも、違いを意識することなく同じように呼び出しできます。
WebサービスおよびAPIの公開
OutSystems Platformを使用すると、アプリケーションのロジックのあらゆる部分をWebサービスとして公開できます。このための作業は、すべて視覚的な統合開発環境(IDE)内で行います。メソッドやデータ構造のようなサービス定義、およびサービスロジックを視覚的に定義します。
Webサービスは、開発されたアプリケーションにおいて不可欠な要素です。アプリケーションをデプロイすると、すべてのWebサービスエンドポイントが自動的に作成され、サービスが利用可能になります。追加の設定やデプロイメントの必要はありません。
REST APIを公開すると、OutSystems Platformは自動的にドキュメントを生成し、サービスエンドポイント下で利用可能になります。このドキュメントは完全にカスタマイズ可能です。
デバッグ、監視、およびトラブルシューティング
開発者は視覚的なIDE内でサービス連携のデバッグを行えます。サービスを利用している場合は、サーバーに値を送信して、サービスから返される値を確認することで検査できます。サービスを公開している場合は、サービスの実装のステップインを行えます。
OutSystems Platformは、すべてのアプリケーションと連携を自動的にインストルメント化します。実行時にエラー、監査、およびパフォーマンスに関するデータが収集されます。それを使用して、連携にエラーがないか、あるいはアプリケーションのパフォーマンスに悪影響を与えないかをチェックできます。
より詳細に関して
以下のページより、OutSystems PlatformにおけるSOAP WebサービスおよびREST APIに関する詳細な情報が参照できます。
参考文書もご覧ください。